投資銀行家への道

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2005年 10月 17日

dealと報道

新聞記者は金融のプロではない。だから多少思い違いのところがあっても仕方ない。
特にストラクチャード・ファイナンスの分野など、非常に内容も専門的だし、内容も複雑だ。多少の事実との相違についてどうこう言う気はない。

しかし「会社とは?」という大命題の本質に迫る案件が続々と発表されている中、日本でもこういうことが起きるようになったかとしみじみ思う一方で、言葉は悪いがマスコミのレベルの低さが目に付く。

ここ数日メディアを騒がせている案件の報道を見ていてもそれを痛感する。
特に登場人物が上場企業である場合、その公式な発表の持つ重みについて、どうにも理解されていないような気がしてならない。
上場企業のトップの発言は法リスクを背負っている発言であって、それに対してメディアが「事実と異なるのでは」という類の意見を平気で唱えているのはどう考えてもおかしい。
トップが事実と異なる発表をしていたら証取法違反だ。となればマスコミはもっと公式な発表を読み解き、その裏にある背景を分析する報道をすべきだと思う。
もっとも新聞もニュース番組も、なんだかワイドショー的な演出がされている現在、最早それを求めるのことはナンセンスなんだろうか。
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by flautebanker | 2005-10-17 00:03 | business


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