2006年 01月 10日

Deal Toy

昨年クローズした案件の"deal toy"が届きました。
これはdealの記念に関係者に配られるトロフィーのようなもので、ファイナンスの案件の場合、dealの名称(加えてnicknameなどあれば)、そして我々アンダーライターのロゴが一番目立つところに鎮座し(笑)、発行体・債務者、総額、クロージング日などが記載されており、大抵はその発行体にちなんだ絵柄や模型の形をしています。その形になぞられて"tombstone"(墓碑)と呼ぶこともあります。今回いただいたのは透明アクリル製のシンプルな直方体で、まさに「墓碑」といった風情ですが、結構変わったものもあります。よく見かけるのは航空機ファイナンス系の飛行機の模型タイプでしょうか。

このdeal toy、たががtoyですが、何か目に見えるものを作り出す仕事と違って、私達の金融の仕事は何かdealをやり遂げても大抵の場合何も物理的には残りません。例えば新商品を開発するとか、何かを販売するとか、作るとか、建てるとか。そういえば私が駆け出しの銀行マンだったとき、とあるお客さんの保有する土地の有効活用として、マンション建築の購入資金を融資したことがありましたが、そのマンションは今の通勤経路途中にあるので、通るたびにちょっと自分の仕事の足跡のように思えて、誇らしい気分になったりします。
(もっとも色んな面で辛かった銀行員時代を思い出すのに充分なモニュメントでもあるわけですが・・・)

Investment Bankingの仕事を始めて何年かたちますが、Deat Toyもだいぶ増えてきました。ただそんなToyを眺めて感傷に浸ったりするのはもっと先になるでしょう。たくさんのDeal Toyを誇らしげに自分のオフィスに飾れる日がいつか来ることを信じて、今はdealに邁進する毎日です。
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by flautebanker | 2006-01-10 23:18 | business


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