投資銀行家への道

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2006年 05月 25日

[news]投資ファンドと買収先従業員、労働条件で直接交渉・厚労省方針

[Nikkei]

 厚生労働省は投資ファンドに対し、買収した企業の労働条件にも一定の責任を持つよう、新しいルールを設ける方針だ。投資ファンドが買収企業の人員削減や賃下げを求めた場合、従業員側が投資ファンドと直接、交渉できる仕組みなどを整える。投資ファンドによる企業買収が相次ぐなか、被買収企業の労働条件が著しく悪化しないようにする仕組みが必要だと判断した。

 厚労省は22日にも有識者による研究会で報告書をまとめ、年末をめどに新ルールのガイドラインを作成する。


経営者(雇用者)と従業員(被雇用者)ならいざ知らず、傘下企業にとっての投資ファンドはあくまで株主です。株主は会社の所有者であって、執行の立場ではないはず。古くから言われる資本と経営の分離ですよね。従業員は会社の財産で、その管理は経営陣がその責任において執り行う。うまくいかなければ、所有者にクビをきられるわけです。その所有者たる投資ファンドと従業員が直接交渉するというのはどうなんでしょうか。欧米ではどうなんでしょう。少なくとも投資ファンドに限定した法律というのはいささか不公平感を感じますが、いかがでしょうか。それにしても「投資ファンド」の定義にはじまって、ファンドそのものは器であったりします。実際問題として、法文自体は相当複雑になりそうですね。
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by flautebanker | 2006-05-25 22:15 | news
2006年 05月 22日

信頼

人の信頼を取り戻すことほど、大変なことはありません。仕事でも同じです。
訳あって、今自分はその過程の真っ只中にいます。
これにはマジカルな解決方法などなく、ただただ地道に信頼を取り戻すべく努力するしかないんでしょうね。
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by flautebanker | 2006-05-22 22:17 | diary
2006年 05月 22日

究極の嗜好品?

この前、とある高僧のお話しをTVで聞きました。
「人間なんてものは本来、長くもなく短くもないぴったりの足袋さえあれば、満たされるもんだ」
だから満足とか不足とか充足とか、すべて「足」なんだと。
人間の心が満たされるなんて、もっと素朴なものなんですしょうね、きっと。

そんな言葉をよそに、世の中には嗜好品というものが存在します。私は決してそれを否定しません。それで楽しい気分になれるのであれば、それはそれでいいんじゃないでしょうか?それが生きていくうえで不可欠なものではなくてもです。ブランド品しかり、趣味の関連するものしかり。

しかしそんな考えともってしても、理解できないものがいくつかあります。
人の価値観はそれぞれですから、当然異論がある方もいらっしゃるでしょう。
でも私はこれを買うことは一生ないですね。

e0040531_2275286.jpgあの万能ナイフ(!?)で有名なVICTORINOX社製のUSBメモリーです。

でも単なるUSBメモリーではありません。
そのお値段はなんと、、、、

21万からなんと577万まで!!!

シルバー製に始まり、ゴールド製、そしてダイヤモンドまでもが。。。。
凄すぎます。
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by flautebanker | 2006-05-22 21:23 | mono/物欲
2006年 05月 01日

モーツァルトの天才性

e0040531_189418.jpg皆さんもご存知かと思いますが、今年はモーツァルト生誕250年の年です。世界各地で記念イベントが競うように行われてますね。実はモーツァルト以外にも今年は、ショスタコービッチ生誕100年、シューマン没後150年、さらには日本が誇る武満徹の没後10年でもあります。とはいえモーツァルト人気にはすさまじいものがありますね。競うように記念演奏会、記念CDなどが企画・発売されていますね。

さてそのモーツァルトですが、あくまで私見ですが、私は数少ない「天才作曲家」であると思っています。偉大な作曲家はたくさんいますが、「天才」となると私はモーツァルト、ベートーヴェン、バッハの3人だけではないかなと思っています。とはいえ、その他の作曲家の作品にケチをつけているわけではありません。ブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、マーラー、ブルックナーetc...いずれも素晴らしい作曲家ばかりで、その作品群も名曲揃いであることに疑いの余地はありません。

そんなモーツァルトの天才的なところは、彼の音楽が極めてシンプルであるにも拘わらず、誰にも真似ができない、且つ人の心を打つ音楽であるところです。それだけに演奏するのは一苦労です。つまり曲がシンプルであるが故に、自分の技術が丸裸になってしまうわけです。モーツァルトほど天真爛漫な音楽はないわけですが、それを天真爛漫に、難しい顔をせずに演奏するには完璧な技術が求められます。それだけに私ももちろんアマチュアですが、それでもモーツァルトは恐ろしくで演奏できません。上手に聴こえないんですね。。。

彼の天才的なところは他にもあります。彼の紡ぎだす音楽は変幻自在で、自分のスタイルというのが希薄です。つまりどんな曲でも作れてしまうんですね。その他の作曲家の作品は一聴すればその人の音楽であることがすぐに分かりますが、モーツァルトはまるでカメレオンです。

その代表的な例としては、後期交響曲と呼ばれる39番から41番の3作品です。完成された日付を調べると、39番が6月26日、40番が7月25日、そして41番「ジュピター」が8月10日となっています。つまり、わずか2ヶ月の間にモーツァルトは3つの交響曲を書き上げたことになります。これだけでも驚くべきことですが(単純に総譜を書くだけでも時間が足りるのかどうか・・・)スタイルも異なれば性格も全く異なるこの3曲が、それぞれに驚くほど完成度が高いと言うことす。39番の明るく流れるような音楽は他に替わるものはありませんし、40番は誰でも知っている超名曲ですし、そして最も驚くべき事は、41番「ジュピター」が精緻さとダイナミックさが融合した奇跡的な作品であることです。40番という傑作を完成させたあと、そのわずか2週間後にこのジュピターを完成させたなど、とても人間のなし得る業とは思えません。とりわけジュピターの最終楽章の複雑さを考えると、これを何のスケッチもなく、いとも簡単に完成させたわけで、それもたった2週間だったわけですから、驚きを超えてある種気味が悪いくらいです(笑)。

e0040531_1895411.jpgそんな私もこの20年近いオーケストラキャリアにあって、なんとモーツァルトの交響曲を演奏したことがありません。そんな私が所属するアマデウス・ソサイエティー管弦楽団の次回演奏会ではこの「ジュピター」をとりあげます。一区切りに意味も含めて挑戦してみようかな、という気持ちになっています。
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by flautebanker | 2006-05-01 18:12 | music