2006年 02月 15日
[Nikkei] 金融庁は15日、消費者金融や商工ローンなど貸金業に関する懇談会を開き、過剰融資の防止について議論した。「金融庁として不作為ということになれば問題だ」。後藤田正純政務官は懇談会の最後に、ライブドア問題を放置していたとして批判を浴びる同庁の苦しい立場に言及、先手を打って防止策を検討するよう委員らに求めた。 金融庁は最近目立つ問題融資の例として(1)残高を維持するため返済を拒否したり一方的に融資枠を広げたりする(2)借り手に担保を手放す意志があるかどうかを確認せず返済能力を超える融資をする(3)連帯保証人の返済能力を十分審査しない――を紹介。検査などを通じて厳しく対処する方針を示した。 出資法の特例で、上限金利が年54.75%と高く設定されている日賦貸金業についても議論した。日賦は、融資先を小規模な物品販売業者などに限り、返済期間のうち半分以上の日数は業者自らが借り手を訪問して集金しなければならない。だが実際には規制を破って会社員や主婦にも貸し付け、集金も振り込ませるなどの違法行為が増えているとされる。 1月13日の貸金業法にかかる「みなし弁済」規定に関する最高裁判決も含めて、昨今いわゆる「グレーゾーン金利」の議論が非常に活発です。色々な背景があるのでしょうが、一頃の「サラ金」バッシングを彷彿させるものがあります。
by flautebanker
| 2006-02-15 23:31
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20代後半に日本の金融機関から外資系投資銀行へ転職。毎日悪戦苦闘しながらディールを追っかけていく日常を徒然なるままに。一流の金融マンへの道は遠く険しい。。。 by flautebanker カレンダー
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